＜展開＞
揉まれたくないエルフィンコーブが主張してハナを取りに行って、その外からスティンライクビー、ミキノグランプリが追走。
その後ろから、サクラフローラ、エキマエ、サトノファンタシー、カネコメオスターあたりが追走。

好位を取りたい馬が多く、テンからある程度流れる展開になりそう。
やや速めの流れを想定。



本命は、サトノファンタシー

スタートで少し出遅れたが、じわっと出して行って逃げ馬の後ろまで上がって追走。
直線に入っての加速に少し遅れたが、残り200mに入って前にじわじわ迫ったが2着。

中京らしいコーナーで緩んで再加速する、ラスト3F12.1-11.7-12.6の流れで、瞬発力のなさが少し見えたが最後までしぶとく伸びての好内容。


この馬は、前に行ってやや速めのペースを、持続力で粘って好走するタイプ。

3走前の昨年11月の東京1300m戦は、高速馬場のハイペースを中団から差してきて、勝ったレースは好内容。
倒した2着馬が、その後連勝してOP入りするブルミラコロで、時計も好時計。

あのハイペースを差してくる持続力がこの馬の良さなので、直線に坂がある阪神コースで雨の影響の残る馬場は歓迎。

休み明けに苦にしないので、いきなり期待する。



対抗は、カネトシビバーチェ

前走は、5番手から追走していたが、前を捕らえられず3着。
スローペースで、ラスト3F12.5-11.7-12.4の展開だったので、前を捕らえられないのは仕方ない。


好位追走から、自分の脚だけはしっかり使って来るタイプで、崩れているのは1200mで位置取りが悪くなったレースくらい。

この相手なら中団からじわじわ伸びて上位争いに加われていい。



単穴は、エルフィンコーブ

前走は、出遅れてしまって、モマれる形になりボロボロ。
スタートを出てモマれない形にすることができれば、最後までしぶとく粘ることができる。

1400mの実績はあるので、距離延長で楽にハナを取って逃げる形に持ち込めれば、十分上位争いに加わってきていい。

ただ、スタートを失敗すると、外に前に行きたい馬がいるので、包まれて終わる可能性はある。



4番手は、サクラフローラ

前走は、1周コースに全く対応できずに、4コーナーでは失速しての惨敗。

今回、ワンターンの阪神コースに変わるのは歓迎。

2走前の安芸S(1600万下)は、前半3F35.5秒のスローペースで、上がり3F12.5-11.7-12.4と瞬発力が問われた展開。
直線に入っての加速に対応して先頭に出て、坂のある1400mでも粘って2着を確保したのは評価できる。

中山1200mで4勝しているように、ある程度の持続力はある。
1400mでペースが流れた時の不安はあるが、対応してもいい実績はあるので、押さえておく。



人気になりそうなダノンフェイスは、揉まれたら不安があるタイプ。
外に前に行きたい馬が揃い、先行勢も多い中での最内枠はかなり不安で、様子見の軽視。