皐月賞が波乱結果だったことからもわかるように、今年は能力が突出しているという例年のような大本命的存在がいない。さらにその皐月賞がレコードタイムだったことで、上位馬にはそれぞれ我々には知ることが難しい疲れが残っていることが十分に考えられる。ダービーも波乱があっておかしくないと思っている。大きく狙える。馬券は3連単を選びたい。
さてその軸にするのは、皐月賞でも本命を打った◎スワーヴリチャード。皐月賞ではいまひとつ良い面を見せられずに6着。だがその分、走りすぎていないことで余力はあると判断。東京に戻って本来の走りを取り戻せるのは確実だろう。距離が伸びても先週のオークスでのアドマイヤミヤビのようなハーツクライ産駒のしぶとさが出て欲しい。
もう1頭はレイデオロ。こちらはまだ仕上げ切っていない皐月賞で5着と好走。どちらかというと疲れの影響はこちらのほうが気になるが、前進があるという点では共通している。この2頭を3連単の軸にして流したい。
ご存じの通りダービーは最近内枠有利の傾向にあるので、内枠の人気薄でも好走の可能性は出てくる。加えて6枠から外側もすべてオープンか重賞勝ちの馬ばかり。全頭に可能性を見て、今回は総流しをチョイスする。