事前から気になっていたものの、11日の坂路での追い切りの動きが芳しくなかった◎サンライズアルブル。そんなこともあってか、13日のCWでの6F追いを敢行しましたが、そこでは上々の動き。これでなんとか良くなってくるかなというところで、印を打つまでもないと思っていました。
　ところが開催が延期となり、日程に余裕が出ました。これならレース当日には15日開催時よりも良くなっている可能性が高く、状態が良かったはずの他馬がピークの状態から少し落ちてくることを思えば、好走圏内へと浮上できるはず。凍結防止剤が多量に散布されていれば、余計にパワーが必要な馬場にもなっているでしょうし、そういった意味では標準多め併用の調教タイプを強調することができます。15日開催予定時のコラムにも記しましたが、昨年の雅Sは標準以上の追い切り本数だった併用調教が2頭しかおらず、どちらも連対した調教適性からもこの調教タイプは評価できます。
　冬開催京都ダート1800mで良績を残す湯窪厩舎の○メモリーシャルマン、高野厩舎の▲ロードフォワード、音無厩舎の△ブチコ。そして、坂路のダブル最速に該当した☆アドマイヤランディと注トウケイウインまで押さえます。